整備工場のいっぽ一歩～萩丘オートの店長日記～

　最近の車には無くなりましたが、少し前まで、殆どの車にはタイミングベルトが付いていました。


　走行距離が、8万kmから10万kmで交換する必要があり、

　もし悪くなると、エンジンの調子が悪くなったり、エンジンが動かなくなってしまいます。

　最悪、エンジンの上半分を降ろして、修理しなければならないこともあるのです。


　車種によってかわりますが、通常工賃は2万円以上、部品代も1万円以上かかることも多いですね。





　といったところで、今日は、ダイハツハイゼットのタイミングベルトの交換です。

　この写真は、全くいじっていない状態。






　ファンベルト他を外した状態。





　カバーを外すと、タイミングベルトが見えてきました。

　ベルトの内側にギザギザがあり、これが、歯車の歯とかみ合っています。

　この歯が1つずれると、エンジンの調子が悪くなり、2つずれたらエンジンがかかりません。

　ベルトが切れたら、最悪ですね……





　ベルトと歯車の位置をしっかり確認し、ベルトを取外しました。

　だいぶすっきりしました。



　さて、最初の写真が、新品のタイミングベルトと、古いタイミンベルトを並べたものです。

　左が新品ですが、ちょっとわかり難いので、もう一枚



　左下が新品です。

　古いベルトの印刷が擦れて、殆ど消えていますね。



　最近の車はタイミングベルトがなくなって、金属のチェーンになってきました。

　ただ、まだまだタイミンベルトの車も多いので、10万km行ったら、一応確認してくださいね。




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