整備工場のいっぽ一歩～萩丘オートの店長日記～

　車検でお借りした、ホンダのザッツ。

　軽自動車なのに、スパークプラグを６本も使っています。


　昔から、ホンダはちょっと変わった作りの車が多く、

　有名なところでは、エンジンの回転方向があります。


　ちょっと前までの、ホンダの車は、他のメーカとはエンジンが逆向きに回っていたのです。

　ですから、エンジンルームで、色々なものが逆向きに付いていました。

　ホンダ以外のメーカーは、前から見て、左にエンジン、右に変速機となっていますが、

　ホンダは右にエンジン、左に変速機でした。




　スパークプラグも、通常、１気筒ごとに１つ。

　軽自動車だと、３気筒ですので、３つの車が多いのですが、

　この車は、１気筒ごとに２つ、合計６つ付いていた訳です。



　独特なことには、利点も欠点もあります。

　コスト優先だと、汎用部品の使える、一般的な構造が多くなります。

　変わった車は、どうしても値段が高くなってしまいますね。





　有限会社　萩丘オート
　住所　浜松市西区伊左地町1121-1
　電話　053-486-6611（24時間受付）
　メール　h-auto@ruby.dti.ne.jp

　今日は、忙しくて写真を撮り忘れていたので、先週のリフトの続きでも。


　この写真は、萩丘オートの２基目のリフト、通称イーグルリフトです。

　上側の２枚の板を、ボディの下側に当てて、ボディごと持ち上げます。


　エアロが付いていたりする場合は、ウレタンの棒を、途中に挟んで

　ボディにダメージが行かないようにしています。


　基本的には、特別な調整も必要なく、比較的簡単にリフトアップできますので、

　タイヤを外す必要がある整備で、手早くリフトアップする時に良く使います。


　手軽な反面、ボディ形状によっては、使えませんので、

　使うことの出来る車を選ぶ、弱点があります。


　意外と、使えない車が多いので、一番使用頻度は低いです。

　ただ、リフトを下げている状態では、完全に平らになってしまい、

　車を入れるのに、邪魔にならないので、整備以外で使われるのが一番多いかもしれません。




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　ここの所、リコールばっかりで、面白い修理が無かったので、

　整備工場で一番大きな機械、リフトについて書いてみたいと思います。



　写真のリフトは、４柱式のリフトで、４本の柱が真ん中の板を持ち上げて、

　その上に載った車を持ち上げます。

　特別の準備も必要なく、ただ自走して上に乗せるだけで良い、簡単さが利点ですね。



　オイル交換や、すぐに車の下回りの整備をしたいときに利用します。

　修理や車検の見積もりのときに、お客様に車を見てもらうのにも使うことが多いですね。


　
　弱点として、タイヤを外してリフトアップすることができない点があります。

　足回りの整備の時には、ちょっと使いにくいですね。

　別途ジャッキ等で持ち上げなければいけません。



　あと、工場でバーベキューをやる時には、ちょうど良い

　長椅子や、テーブルの代わりになりますｗ



　萩丘オートには、この他に、イーグルリフトと門柱リフトの２基があります。

　良い写真が無かったので、これについては、又後日に。



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