整備工場のいっぽ一歩～萩丘オートの店長日記～

　先日の北海道での痛ましい事故。被害者のご冥福をお祈りいたします。


　事故を起こした車、１３０ｋｍ以上での暴走だけで無く、飲酒運転の上、

　任意保険にも加入しておらず、車の車検も切れていたそうです。


　車検が切れていると言うことは、自賠責保険も切れていると言うことです。

　自賠責も任意保険も入っていない場合、当然、相手の治療費や慰謝料は自分で払わないといけません。


　
　特に重要なのが、車検切れの場合の、自賠責保険切れですね。

　任意保険は、自賠責保険の上乗せの保険なので、

　自賠責での支払い範囲の金額は、保証してくれません。


　任意保険に無制限で入っていても、最大３０００万円は自己負担となってしまうのです。


　車検切れの車は、この部分が特に怖いので、車検を切らすことのないよう注意してください。



　自賠責保険については、国交省のこのページに書いてありますので、読んでみてください。



　有限会社　萩丘オート
　住所　浜松市西区伊左地町1121-1
　電話　053-486-6611（24時間受付）
　メール　h-auto@ruby.dti.ne.jp

　台風が近付いてきて、段々雨風がひどくなってきました。

　帰る前に外のものを片づけ中です。




　今日納車した、事故で入庫したお客様のアクア。
　

　バック中に電信柱にぶつけてしまったらしく、リアバンパー



　と、右テールレンズが破損していました。



　両方交換し、２日で納車できました。修理代金は大体５８０００円。



　このお客さま、一般条件の車両保険に加入していましたので、保険で直すこともできたのですが、

　現在、保険会社が事故有り等級を導入しているため、

　事故でもらうお金より、余分に払う保険料のほうが多いことが増えてきました。



　以前は、５８０００円の修理代でしたら、保険を使用しても割が合いましたが、

　今では、１０万円は修理代がないと、まず割が合いません。



　保険会社の、経営のためにはしょうがないのかも知れませんが、何のために保険に入っているのか……


　割り切れない気分になりますね。



　
　実際に、事故のときに増える保険料は条件によって変動します。簡単に試算できますので、

　保険を使うさいには、代理店又は、保険会社に確認してみてください。



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　連休中あたりから、保険の示談がうまくいかないでトラブルになる物が、連続しています。

　過失割合に折外が付かないものが多いですが、金額の多寡であったり、態度が気に食わないなど色々有ります。


　いった言わないになってしまったり、お互いに非難しあうことになりますと、ずるずると、時間だけがたってしまいますね。


　円満に解決できればいいのですが、どちらかが、面倒を嫌い譲歩して終わることも多いのです。



　さて、表題の弁護士費用特約です。

　一番多い使い方は、もらい事故のときの示談交渉代行でしょう。

　自分に過失がない場合、通常保険会社は示談交渉を代行できません。

　その為、自分や、代理店が事故相手の保険会社と交渉をしないといけないわけです。


　弁護士費用特約に入っている場合は、自分の保険会社が、事故相手との示談交渉をしてくれます。

　保険会社同士のほうが、スムーズに交渉がまとまりますし、自分示談交渉でもいやな思いをする必要がないわけです。


　
　その他にも、示談交渉でトラブルになったとき、弁護士に交渉を代行してもらえれば安心ですし、

　裁判まで言ったときも、余分な費用を支払う必要がありません。
（弁護士費用特約についての細かい内容は保険会社ごとに違ったりしますので、しっかりと自分で確認してください）


　いざって時のための保険ですから、　弁護士費用特約を入っておくと良いと思います。



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