整備工場のいっぽ一歩～萩丘オートの店長日記～

　ワゴンＲの足回りからの異音で入庫。


　近くの工場で見てもらったら、左のフロントからの音と言われたそうですが、

　しっかり調べてみると、右からでした。


　足回りの音は、意外にわかりにくく、

　特に走行中の場合、壁に反響して位置を間違えることも結構あります。


　フロントのハブの異音の場合は、

　特にドライブシャフトでミッションにつながっているので、

　ミッションの音も混じってしまい、特に解りにくい部分がありますね。





　ベアリング交換の為、ハブを取外すと、何ともすっきり。

　



　取外したハブの作業中。

　プレスを使って圧入してある、ベアリングの取外し。




　新しいベアリングを入れました。

　この後オイルシールを取り付けた後、

　バブ自体を組みつけていきます。



　古い車は、特にこういった部品が外れにくく、

　サンダーを使って、削り取らないといけない場合もあります。

　今回の車も、１５年以上昔の車ですので、

　いくつか、加工しないといけない部品もありました。

　
　また、部品の欠品も増えてきまして、

　なかなか、先の読めない修理も多くなってきますね。




　有限会社　萩丘オート
　住所　浜松市西区伊左地町1121-1
　電話　053-486-6611（24時間受付）
　メール　h-auto@ruby.dti.ne.jp

　本格的な夏がやってきましたね！

　久しぶりに、扇風機の風が熱い季節がやってきました。

　ちょいと夏ばて気味なので、風邪引かないように注意しないといけませんね。





　普通、乗用車の電気部分は１２Ｖの電圧で動いています。

　バッテリーは１２Ｖですし、シガライターの電源も１２Ｖです。

　ただ一定サイズ以上のトラック等は、２４Ｖで動いているのですね。





　今日車検でお借りしたトラックも当然２４Ｖ。

　スモールライトとバックライトが玉切れで光りませんでしたが、

　この電球も、当然、２４Ｖの電球になります。



　他にも、シガライターから電源を取るタイプの機械は、

　２４Ｖ対応のものでないといけません。

　１２Ｖにしか対応していないものが非常に多いので注意してくださいね。



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　走行中ホンダのライフのハンドルが変との事で、修理。


　リフトアップして調べてみると、左フロントタイヤにガタツキがあります。

　上下方向ではなくて、左右方向のガタなので、

　ラック&ピニオン(ハンドルの回転を左右のタイヤの動きに変更する部分）の不良の可能性が高いですね。





　最初は、ラック&ピニオンのギア部分の不良かと思ったのですが、

　写真の真ん中の、シャフトの周りの青いシーリング？部分の割れが原因でした。


　普通に部品を交換して完了と思ったら、なんと部品の設定がありません。

　



　この部品丸ごと（まだ幾つか外れる部品はあります）でしか部品が売っていなかった上、

　新品は非常に高い。


　古い車ですし、高いお金を掛けて修理する気にもなれないとの事ですので、

　さっそく、中古部品の捜索です。

　ちょうど上手い具合に有りましたので、何とか予算内での修理になりました。





　中古部品を探す関係上、ちょっと余分に時間がかかってしまいましたが、

　何とかなってよかったです。




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