整備工場のいっぽ一歩～萩丘オートの店長日記～

　この頃の車では、スペアタイヤが無い車も多くあります。


　この記事のように、スペアタイヤを別途積み込むこともありますが、

　通常は、パンク修理キットを積んである車が殆どでしょう。


　今日は、修理キットの中の、応急修理剤について書いてみたいと思います。




　写真に載っているのが、応急修理剤ですね。

　これは、そこそこ粘度の高い液体で、

　パンクしたときに、タイヤの中に流し込み、

　空気の流失を一時的に止める為のものです。



　よくある失敗では、

　流し込んだ後、別の機械で空気を入れるのですが、

　がちがちに固まってしまうわけではないので、

　最初はパンクの穴から空気が漏れます。

　この時、駄目だと途中でやめてしまう場合が有るみたいです。



　空気を入れ続ければ殆どの場合は止まりますので。

　気にせず空気を入れてください。



　さて、この修理剤、実は有効期限があります。

　駄目になっていると、イザと言うときに泣きを見ます。

　金額は3000円弱ぐらいだと思いますが、

　定期的に交換することを、頭に入れておいて下さい。

　発炎筒よりは、使う機会が多そうですからね。



　写真は、有効期限切れのものと、新しいものです。



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